12.01.2014

Stray Sheep

今着ているホグのハードシェル「SPITZ JKT(初代)」は
ヘルメットの上からフードをかぶるとムーチョ窮屈なんですな。
もちろん、僕と裏番がカヤン族というわけではありません。
購入した当初はヘルメットをかぶる山なんて行くわけないと思っとりました。
ええ、人の生はうたかたにして、一寸先は誰にも分からないものです。

で、このほど「新しいアウターが欲しいなー」という
裏番の「おまえ飛んでみろや?」的恫喝要望から
新しいアウターの購入を検討しはじめたというわけです。

ちんたろう曰く「おいらはソフトシェルをずっと使ってるよん」と。
稜線ではカッパを上から羽織って風に対応してる、と。なるへそ。
そういえば、老犬1号も昨シーズンに新しいミックスシェルを買いよったな、と。
なるへそ、ソフトシェルがええかも知れへん、と思っていろいろ調べだしたところ
Shell沼にズッポリはまってしまいますたorz
考える葦の悲しい性、だって人間だもの……

ハードシェル、ソフトシェルというカテゴリはまあ分かるとして、
NeoShellやeVent、H2No、DRY.Q、Pertex Shield、dri3、ドライテック、
ゴアテックスなんてActiveとかパックライトとか、なんとかかんとか……
素材が大杉でワケ若芽でございます、ほんま。






ここからはwebからの寄せ集め&オレ(文系)理解でありまして、
間違っている可能性アリアリですので、そのつもりで4649です。
もちろん、間違っとるやんけ!てな突っ込み大歓迎であります☆

そもそも防水とはなんぞや?
文字通り「水を防ぐ=通さない」ことですな。
防水だけを考えるなら、それこそビニール製のカッパでOK。
悩む必要はまったくありません(こともないけど、たぶん(^_^;)

そこに透湿性という要素がプラスされると、一気にややこしくなります。
防水と透湿というのは、一般的にはトレードオフの関係。
防水性を高めれば高めるほど、透湿性は低くなり、
逆に防水性を犠牲にすることで、透湿性を高めているわけです。


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防水=耐水性は、
1×1cmの柱を生地に立て、柱の中に水を入れたときに、
どの高さになるまで水が漏れないかという方式で計ります。
耐水性10,000mmというスペックは、
10mの高さまで水を注いでも生地から漏れない、ということを意味します。
つまり、GORE-TEX PROは、なんと高さ45mの水圧に耐えられるということです。
よく分からんけどスゲーですな。

傘は250mm、一般的な雨具でも1,000mmもあれば十分とも。
ただ、雨具を着て座っただけでも約2,000mの圧力がかかり、
膝をついたときの圧力は11,000mmにもなるといいます。
また、ザックのショルダーベルトがかかる肩口にも、相応の圧力がかかっているはずです。
まあ、20,000mmとか40,000mとかというスペックはマージンでしょうな。


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さて、透湿性の方に目を転じてみます。
透湿性は、g/m^2-24hという単位が使われています。
これは、生地1平米あたりにつき24時間何gの水分透過するかを表しています。
当然、その数値が大きければ大きいほど、透湿性が高い(優れている)。
(ただし、測定方法がいろいろあって、GORE-TEXとeVentはB-2法らしいのですが
 ほかの素材についてはよく分からんかったです)

ちなみに大人が1時間に放出する発汗量は、
安静時で50cc(=g)、軽い運動時で500cc、激しい運動時で1,000cc(=g)になるそうです。
GORE-TEX PROの透湿性は13,500g/m^2-24。1時間あたりに換算すると562.5g(=cc)。
ウェアの表面積はほぼ2平米(らしい)ですので、×2で1,125g(=cc)の水分を透過させることができます。
数値的には(余裕はないものの)なるへそと思えますな。
(汗がすみやかに水蒸気に変換されるを仮定すればね)


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さてさて、透湿性とは、「水は通さず、水蒸気(=蒸れ)を通す」こと。
「どういうこっちゃ?」といいますと、
液体である水と気体である水蒸気では、大きさが違っていて、
より大きな水は膜(ex.メンブレン)の穴を通り抜けることができず
小さな水蒸気は膜の穴を通り抜けることができるのです。

GORE-TEXのメンブレンを例にすると
<以下、公式サイトより>
>GORE-TEX®のメンブレンには
>1平方センチあたり14億個もの微細な孔があります。
>この孔の大きさは水滴の約2万分の1なので
>水滴や風は外側から入ることはできません。
>一方、この微細な孔は水蒸気が通り抜けるには十分な大きさなので、
>汗の水蒸気を外に放出します。
>ですから、カラダを濡らさず、つねにドライで快適な環境をつくることが可能なのです。
とのこと。

水と水蒸気は“分子の大きさ”が違うとたまに書いてありますが、
それはたぶん間違っています。分子はどちらもH2O。
水はH2O分子がいくつか集まった塊の状態となっていて、
水蒸気はH2O分子がバラバラとなり動き回っている状態です。


水(HOの塊)         │ 水蒸気(HOがバラバラ)
■■■■■■■■■■■■■■  │  ■ ■  ■   ■
■■■■■■■■■■■■■■  │  ■   ■  ■  ■  
■■■■■■■■■■■■■■  │  ■  ■  ■  ■
=X==X==X==X==X==│==⇅==⇅==⇅==⇅===多孔性のメンブレン
                │  ■    ■    ■    ■
液体のままでは         │  気体の状態になってはじめて
通り抜けられない        │  通り抜けることができる


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で、ここまできてようやく前回の記事のところまでたどり着いたわけです。しんどかったorz
12/1に追記したとおり、ちょっと怪しい部分もありますが、
耐水圧はGORE-TEX PROが45,000mmとダントツです。

一方で透湿性をみると、ゴアプロが13,500gなのに対して、
ゴアプロ以外の素材はいずれも20,000g〜25,000gと横並びです。
ただ、5,000gの差(25,000-20,000)というは24時間あたりの値。
1時間あたりに換算するとその差は208gとなる。ほぼ1カップ分の差ってどうなんだろ?
まあ、とりあえずココでは目をつむりましょう(笑)

さて、透湿性がほぼ横並びであるならば、
ゴアプロ以外の素材を選択する場合に着目すべきは耐水圧です。
eVentの耐水圧は30,000mmと、ゴアプロの次に高い値を示している。
<2016.1追記>
透湿性は30,000gと思っていたけど、公式サイトによると15,000〜25,000gなんだって。


でも、ひろくんからもらったコメによって、新たな?が僕の頭を駆け巡ります。
>でもeVentoは外部からの風も通すから、ここが問題。(中略)
>やっぱりハードシェル系のウェアを必要とする時の理由として
>一番大きなのは耐水と耐風だと僕は思ってる。
耐風? 耐風ってなんですねん???
まったくのアウトオッブ眼中やったんですけど、ひろくん(ウホホーイ☆)
ちょっと調べてみると、透湿性と“通気性”はまったく別物らしい。
透湿性が高い=通気性が高い、という単純なことではなさそうです。
アカン、まだまだ先は長そうやorz
疲れたから続きはまた今度(たぶんめっちゃ先になりそう)






10 件のコメント:

  1. だいちゃん

    まいどだす(^_^)
    流石、やっぱりよく調べてるね!

    ごめんm(__)mごめんm(__)m

    耐風性ってのは、ちょっと表現間違ったのかなぁ~_~;
    外部からの風(冷気)も通さない事だよぉ〜

    ちんちゃんが実施してるような、薄手のソフトシェルとハードシェルのレイヤリングはフィールドで対応し易いと思う!

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  2. ひろくん、まいどだす☆

    いや、あれですねん、
    ひろくんの表現はぜんぜん間違ってないんです。
    あやまってもうたら申し訳ないですわ〜☆

    今まで透湿性と耐風(=通気性)の違いって意識せえへんかってんけど
    ひろくんのコメを見て、ちょっと気になったんで調べてみたら
    透湿性と通気性って別もんやってことが分かったんです。
    せやから、逆に感謝ですねん☆

    また今度書くつもりやけど、
    透湿性=気体を通すことやから、ほな通気性もあるはずやん?と思ってたわけやけど
    GORE-TEX PROは通気性はゼロとのこと。で、何でやねん?と思った次第です。
    透湿性のポイントは温度と湿度、通気性のポイントは生地の構造にある、と。
    ぼんやりは理解できるねんけど、しっかりは理解できてないねん。
    たぶん重箱の隅をつつくようなことやから、どうでもええっちゃどうでもええねんけど(^_^;

    そうそう、はじめはちんちゃんスタイルでええやんと思ってたんやけど、
    調べていっているうちに欲が出たというか、
    ソフトシェル&ハードシェルのレイヤリングよりも
    例えばネオシェルとあeVentのシェル一枚の方がシンプルやな〜と。
    で、沼にはまった(笑)

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  3. f^_^;)
    だいちゃんらしいねぇ〜

    そうそう!
    Goreは透湿性はそこそこあるけど外部からの水も風も通さない!
    ちんちゃんのレイヤリングが良い!
    って言ったのはね、pataのステレッチエレメントがくたびれてきたから、新たなハードシェルを買おうと思った時にpataの友達やガイドから、今持ってるソフトシェル(ディメンション等)に【M10JKT】を風が出た時に重ねるようにすると快適!
    って聞いたんよね!
    確かに良いなぁ!って思ったんやけど、ペラペラのM10JKTがめっちゃ高かったから結局SUPERALPINEJKTにした経緯があって……………
    でも、素材を追求していくと難しいねぇ(~_~;)
    僕もけっこう調べて考える方やけど、最終的には『これ!』って答えが出せなかったから、自分にとっての最優先項目を決めて、あとは多少目を瞑るようにして決めたらやっぱりGoreProShellになった(~_~;)
    最良の結果が出るまで、沼で頑張ってちょ*\(^o^)/*

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  4. ひろくん、まいどだす☆
    もうちょっと沼で頑張ります(笑)

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  5. 煩悩祭とか言って、ソフトシェルだのイーベントだのうるさい輩がいるんてすよー、
    ぬわにぃ~、
    男は黙ってプロシェルじゃ(/--)/
    冬山使用ならプロシェル以外考えられないpisoてした。
    アークのアルファSVいったれー!!

    ちんちゃんは、ソフトシェル&ナチュラルシェル(皮下脂肪)のハイブリッド派じゃろ?(((^^;)

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  6. ナチュラルシェルはアークよりもパタよりもホグよりも何十倍も金かかってんだよ!
    着れられるもんなら着てみやがれwww

    おいらの普段の組み合わせは1年通して着回しができるからだよ。
    金があればプロシェル欲しいさ!
    そんなしっかりしたハードシェルあっても厳冬期しか使わないじゃん?
    んだから、今みたいなキャプ3+R1フーディ+ソフトシェルにゴアパックライトってわけさ。

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  7. Pたろうよ、
    >男は黙ってプロシェルじゃ(/--)/
    ワシもそう思っとった。けど裏番の命令だもん(笑)
    アークのアルファSV、買えるかッ!?

    なるへそ、ナチュシェルか(笑)

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  8. ちんたろうよ、
    おやつヤメレ(笑)
    すぐアルファSV買えるべ!

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  9. えれぇこった2号2014/12/05 21:45

    今回の内容は、私には難しすぎるわぁ(^^;;
    男性の方々、みなさん詳しいですね!!

    必要な物で、気にいった物があったら自分の1年のご褒美で買っちゃえヾ(@⌒ー⌒@)ノ

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  10. kakaさん、まいど☆

    えー、
    下手の考え休むに似たりと言いまして
    いくら考えても、結局は使ってみたいと分からない(爆)
    ブルース・リーもドントシンク、フィールって言ってるし(笑)

    1年のご褒美、すでに買っちゃいましたから〜orz

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