八ヶ岳界隈のMAPに磁北線を引こうと思って、
国土地理院のwebサイトにある「地磁気値を計算する」
*で立場山付近を計算。
計算結果は「西偏6°37′」
**だった。
←①
*http://vldb.gsi.go.jp/sokuchi/geomag/menu_04/index.html
その後、
電子国土web(http://maps.gsi.go.jp/)の八ヶ岳付近の磁北線をONにすると
赤い斜線とともに「7.3°」
**と表示された。
←②
計算結果の値①とは異なり、拡大倍率を変えてみるも値に変化はなし。
明らかにおかしいので、
念のため国土地理院の「2010.0年度 磁気偏角一覧図」で調べてみると
八ヶ岳西部の偏角は「6.30」
**となっていた。
←③
**①③は分度秒度分秒で、②は10進法でそれぞれ表示される。
6°30′=6.5° / 7.3°=7°18′ ←④
①と③はだいたい同じような値なので、たぶん6°30′の方が正しいのだろう。
しかし、なぜ②の値が異なっているのかがよく分からん。
④より、値の差は0.8°。1km先でのズレは約14mだ。
←間違ってたらゴメン
そのズレを大きいと見做すか、小さいと見做すかは、見解が分かれるだろう。
個人的にはたいしたズレではないと思う。そんなシビアな地図読みなんてできないし(^_^;
国土地理院のWEBサイトによると
>国土地理院では,10年周期で磁気図や磁気偏角一覧図を作成してきました.
>現時点では,2010.0年値が最新の値になっております.
>次回からは周期を5年とし,2015.0年値を作成する予定です.
との記述も見られるので、もしかしたら、②の値は2015.0年の最新値なのかしらん?
と思ったり。
しかし、やっぱり値が異なるのは腑に落ちないというか、なんとなく気持ちが悪い。
じゃあ、分からなかったら聞いてみよう!ということで
国土地理院さんにメールをしたところ、早々にご回答をいただけました。
さらに「ブログに載せて、周知させてもよかですか?」とお伺いしたところ、
OKとのことでしたので、ご回答を抜粋して掲載します。