4.20.2015
女の岩に小雨が降る、降る。
ロカさん&えっちゃんと朝練に行ってきた。
おふたりは2日連チャンの南山、スゲーぜ。
小雨がパラつく中、10時までの超ショートタイム。
午後からは、さあお仕事、お仕事(笑)
3時間しか練習できないので、事前にやるべきことを決めて臨んだ。
目的は御在所岳前尾根をおふたりで登れるようになること。つまり、マルチの初級。
岩登りの技術ウンヌンは慣れというか、回数を重ねるしかほかないので
今回は主に以下をメニューとした。(ロカさんーR、えっちゃんーE)
1 R、リードの練習(ヌンチャクをかける)
2 E、ビレイの練習
3 R、1ピッチ目終了時のアンカー構築&セカンドビレイのセット
4 E、ヌンチャクを回収しながら登る練習
5 懸垂下降
6 懸垂時のフリクションでのバックアップ(セットのやり方および位置)
7 自己脱出の練習
8 墜落体験
全部できるかな?
まずはウォーミングアップをかねてテラスへ1本。
僕が先行して登り、おふたりが登ったところで懸垂下降のセットをチェックしたあと下降。
まずはロカさんが下降。下でkkがバックアップ。
次にえっちゃんが下降。ロカさんが下でバックアップ。
<ポイントをザクッと>
・ロカさん先行で降りるが、予めえっちゃんにもデバイスをセット
・ふたりでお互いのセットを確認(デバイスの方向や貫のロック)
・ロカさんは下に着いたら、えっちゃんのバックアップ体制に(ロープを引くと止まる)
次はロカさんのリードの練習。
僕が上からバックアップして、下ではえっちゃんがビレイ。
トップロープで登るときは意識しないと思うけど、リードの場合はいろいろと考える必要がある。
<ポイントをザクッと>
・ヌンチャクにロープをクリップする方向
・グランドフォールしないよう早めに2本目の支点をセットする
・ロープの流れを考えてヌンチャクをセット(ジグザグはしんどい)
・セカンドが登れるラインかどうかを考えながら登る
アンカーとセカンドビレイの構築。
<ポイントをザクッと>
・セルフをまず取る(CALL/セルフOK→←ビレイ解除)
・アンカーを構築
・メインロープでセルフ←今回は割愛。やり方だけはレクチャー
・デバイスをセット
・ロープアップ
・ロープいっぱい(CALL/←ロープいっぱい)
・デバイスにロープをセット(CALL/登って〜→)
以下、本チャンの場合
・セカンドがセルフを解除して登りはじめる
えっちゃんが登る。
マルチの場合、セカンドはヌンチャクを回収しながら登らないといけないので、
リードが登ったラインを基本的には登ることになる。
ロカさんが登れても、えっちゃんが登れないという事態もあるよ。
<ポイントをザクッと>
・ヌンチャクを回収する場合は、身体がヌンチャクより下のポジションで
・回収時にヌンチャクを落とさないようにする(にはどうしたらいいか考える)
リードの練習は2回。
2回目の練習では、アンカー&セカンドビレーのセットが済むまで僕は口を出さず
とりあえずえっちゃんが登る前まで見守る。
2回目なので間違えるのは当たり前。何事も経験です。
・スリングのひねり
・ビレイデバイスのセットの方法(トップロープ時のビレイの方法とは違う)
・ロープの方向(セカンド側のロープが、ビレイ側のロープを上から押さえ込むように)
懸垂で降りる。
この時点で僕らに残された時間はあと30分!
懸垂時のフリクションノットの位置をサクッと教えてから(デバイスより下が基本)
自己脱出の方法を練習する。
手前は白目をむいたkk(笑)
ポンポンポンポンポンッ、ひと~つ人世の生血を啜り、桃太郎侍かよ!
<ポイントをザクッと>
・両手を自由にする
・身体を自由にする
・バックアップをとる
ということで、3時間の駆け足朝練はあっという間に終了。
ロカさん、えっちゃん、お疲れっした☆
これからドンドン日が長くなります。次回は日の出朝練か!?
また一緒に遊んでやってください<(_ _)>
今度は墜落体験ぞ☆
クライミングは保険と確認を伴う遊びだと思います。
まあ、クライミングに限らず登山全般もそうですが。
ロープがなくても落ちなきゃ大丈夫。支点1つでもたぶん大丈夫。
でも、もし落ちたら?、もし支点が壊れたら?、をイメージするんですな。
そうすると、自ずとやらなければならないことが見えてくるはずです。
教習所で習った「だろう運転ではなく、かも知れない運転」ですな。
とはいえ、僕もまだまだなので、全然偉そうにいえませんが(^_^;
登録:
コメントの投稿 (Atom)
(^_−)−☆
返信削除カリキュラム型朝練お疲れっした!
ええなぁ!
我が家の近かったら参加するのになぁ(^_-)
ひろくん、まいど☆
返信削除次回はぜひ(笑)
我が家も近かったら・・・。
返信削除朝練だけではいけないわwww
ちんちゃん、まいど☆
返信削除次回はぜひ(笑)
それにしても魚、デカいね!
daiさん、KKさん
返信削除昨日は朝早くからお付き合いいただき、ホントにありがとうございました〜☆彡
自分達だけで練習してるのではわからない、ホントに今知りたいことが経験できました!
ホントに講習会以上の内容で、嫁共々感謝の気持ちでいっぱいです☆
また朝練やりましょう!
日の出朝練…頑張って早起きします(^^;;
今後ともよろしくです☆彡
P.S 写真何枚かボクのブログで使わせて下さ〜い(^^;;
ロカさん、まいど☆
返信削除こちらこそ突然お誘いしてしまい、しかも2連チャンにも関わらずスンマセンでした<(_ _)>
僕らも講習以外は自分たち(プラス仲間)だけで練習してきましたので、
今のロカさんたちの気持ちがすごーく分かりますよ。
でも、講習ではやはりプロの方々のやり方が学べますので、
ある程度登れるようになってからまた参加すると、新しい発見があるかも知れませんね。
朝練、またやりましょうね〜。
写真は何でもご自由に使ってくださいね。
俺も誘って欲しかった笑
返信削除かずちゃん、ごめんよ〜。
返信削除あまりにも時間が限られていたので逆に迷惑かなと思ってさ。
次回は必ずや☆
そんなお気遣いは無用です(^^)
返信削除いつでもウェルカムです(^^)
いけない時は丁重にお断りするのでよろしくお願いします。
おう、いつでも誘っちゃうぜ〜(笑)
返信削除良いな良いな私も参加したかったな!!
返信削除もっと近ければ一緒に練習が出来るのに(>_<)
毎回練習項目を決めての練習すると効果的ですね!!
自己脱出の方法と墜落体験はまだした事ないです。
墜落体験はかなり痛そうなんで、ちょっとパスしたいかも(^^;;
私も岩場の練習をもっともっとしなくちゃいけないのに、今週岩場の練習に行こうと言ったら
1号は俺は一人で山に行くと。。。だいちゃんとロカさんの爪の垢を飲ませないと!!
御在所の前尾根は、なでしこさんのBlogを読んで
私には100年早いと実感。
岩場が得意の彼女が厳しい所なんて、とてもとても私が行ける場所じゃないと(>_<)
kaka、まいど☆
返信削除次回はぜひ(笑)
墜落体験は登っている人ではなく、
ビレイしている人に体験してもらうためなんです。
ほぼ同体重またはクライマーの方が軽い場合はそれほどでもないんだけど
クライマーの方が重くて、かつ体重差が大きい場合は
クライマーが墜落したときにビレイヤーが引き倒されたり、
岩に激突してしまう可能性があります。
特にクライマーが男性、ビレイヤーが女性の場合によくあるパタンですね。
詳しいことはまたお会いしたときに話しますわ。
totoはもう寝てるやろね。
明日も天気がよさそうやから気持ちのいい稜線歩きができることと思います。
前尾根はね、ウーン、練習すればすぐ登れるようになりますよ。
練習すればやけどね(笑)