「超ドヘンタイ」。
ヘンタイではなく、超ヘンタイでもなく、超ドヘンタイ。
分かりやすくいうと、
サイヤ人ではなく、スーパーサイヤ人でもなく、
あるいは、言い換えると「ドアホ」。
誤解のないよう書き添えておくが、むろん最上級の賛辞だ。
著者の宮城公博氏のことは、
いつぞやの山渓に載っていた称名廊下とか台湾の記事や那智の件で、
何となく知っていた(もちろん面識はなし)。
しかし中身を読むまで氏と舐め太郎氏が同一人物だとは思っていなかった。
というか、途中まで「めちゃくちゃな人やな」と思って読んでいたのだが
ナメちゃんという文言が出てきて、「ああ、セクシー登山部の人か」と妙に納得。
でも、本書冒頭の写真にはナメ氏らしき人物は写ってなかったけど…、まいっか。
セクシー登山部とは、
・韓国エステとウィンタークライミングの融合。
・雪訓(雪上訓練)を「セックン」と表記することにこだわっている集団。
をスローガンに掲げる
詳細は割愛するが(てか知らんし)、興味のある人は「セクシー登山部」でググれ。
ただ、スローガンに漂うシモーヌの香りを敏感に嗅ぎとった人は
就業中にググるのはやめておいた方が賢明だろう。
ちなみに僕は、セックンというエレガントな表現を同登山部のブログで教わった。感射♥
で今回、就業中に改めてググってみたところ驚愕の事実が。
ナメ氏が某ポータルサイトに寄稿した記事によると
>よく勘違いされるのですが、僕、”宮城公博=舐め太郎”と、
>セクシー登山部の動画・写真によく出てくる
>雪山で全裸で踊っている顔の長い人=馬場部長は別人なのですよ。
ほんまか!? 僕も完全に勘違いしていた。
芸人のなすびにクリソツな人のことをずっとナメ氏本人だと思っていた。
どおりで、外道クライマーの冒頭写真になすびが写ってなかったわけだ。
なんかひとり勝手にダマされた気分になっているのだが、
「写真と違うやん!」てな悲劇または喜劇は、漢なら誰もが経験することゆえ。
さて、肝心の外道クライマーに話を戻す。
ハッキリいって、いや、別にハッキリじゃなくてもいいんだけど、超おもしろかった。
以上。
…てなわけもいかないので、もう少し。
冬の称名廊下も、チャーカンシーもタイのジャングルも、
スゲー&ヤバい場所であることは間違いない(行ったことないし、行かないし、行けないけど)。
でも、そんな物騒な領域に足を踏み入れ、ときには死にそうな目に遭いながらも
真面目にふざけて、ひたむきにドアホなことをやってる感がハンパない。
まあ、実際のところは知らないが、少なくとも文面からはそんな匂いが漂ってくる。
いい意味で力のヌケた文章といい、行間から迸るイッちゃった感といい、
さすが「セックン」という表記にこだわるセクシー登山部だと思った。
読了したとき、僕はある言葉を思い出した。
というのはウソで、今さっき思い出したんだけどね。
某スティーブという人が某スタンフォード大学の卒業式でスピーチを行った際、
エリートなヤングたちを前にこんな餞の言葉を送ったそうだ。
Stay hungry, stay foolish.
超かっちょいいフレーズだ。しびれる。
いつまでも腹を空かせた「ドアホ」たれ、と。(違うか?)
しかし、言うはやすし、行うはきよし。
いつまでも飢えたままじゃかなりまずいと思う。
いつまでもアホなままでいられない。
そんなのは、戦闘
宮城氏からは同じ匂いがする。ドアホな匂い。
誤解のないよう書き添えておくが、むろん最上級の賛辞だ。
これは読んでみたいですね。
返信削除ぽちりました!
しかしポスト見なさすぎwww
うぅ、すまぬ〜
返信削除Congratulations!
ただいま絶賛読書中なう!
返信削除天才とキチ○イは紙一重・・・
とにかく自分にはできないクレージーな行動が素敵すぎる!
そういう意味で、こいつはヒーローなのかもしれない。
確かにジョブズは成功したがこいつと同じような部分がある。
いつまでもアホなままで死んだのが、ハブジョージだろ(笑
かっちゃん、まいど☆
返信削除記事には書かんかったけど、やっぱりP23の7行目が一番オモロイ。
ちぇんちぇん懲りてないやん(笑)
ハブといえば、同じく善治さんも同じ匂いがすると思うわ。