5.15.2016

またまた低山

当初は1泊2日でヤツの天狗尾根へ行く予定だったが(またかい(笑)
日曜日に仕事が入ったため予定を大幅に変更し、近場の藤原岳へ。
ピストンだと日帰りも十分可能過ぎるので、
藤原岳から御池岳、鈴北岳を経て、グルリ周遊コースをセレクト。
この界隈ははじめてだったんだけど、ヒジョーにステキなところでした。
最後の破線ルートを除いては……(笑)

藤原岳方面から望む藤原岳避難小屋






スタートは大貝戸登山道(表登山道)の登山口休憩所。
駐車場は25台(無料)。清潔なトイレもある。スバラシー。
kkのザックが日帰りに似つかわしくないほどデカいのは、
天狗尾根の装備がそのまま入っているからだ。
本人曰く「ボッカトレ」とのこと(笑)







二合目から立派な道標が九合目まで続く(三合目はなかったか見落とした)
登山道も整備されていてヒジョーに登りやすい



大量に生えてたナゾの植物。これはナンジャロ? 花が咲くときれいだろうけどね。



登山口からザクッと2時間ほどで藤原岳避難小屋に到着。
小屋にザックをデポして空荷で藤原岳のピークへ。



御池岳方面。
ウーム、明らかにいったんゲキ下りする必要があるっぺよ〜。
一瞬、藤原岳ピストンに切り換えようかと思ったわい(笑)



避難小屋のトイレはなんと水洗!スバラシーね。



避難小屋でエナジーチャージをしてから、御池岳方面へ向かう。



美しいところだ。



道標がいっぱい立っているので迷うことはないだろう。



白瀬峠からは、コグルミ谷方面と真の谷方面に分岐。
迷わずラクそうなコグルミ谷方面をセレクト。



コグルミ谷登山道(御池岳登山道)との分岐。六合目か……



六合目からずっと登りかと思ってたけど甘かった。
最低コルは八合目。ここから御池岳までの登り返しが一番キツかったorz



御池岳1247m。
御在所岳よりも高いのに、鈴鹿セブンマウンテンじゃないのは何でやろ?と思ってたけど
ウーム、展望ほぼゼロゆえしかたないのかな。



御池岳〜鈴北岳間には日本庭園と呼ばれるエリアがある。
その名のとおり、なだらかに起伏したヒジョーに美しいところだ。
明るく女性的な雰囲気は、御在所岳とは正反対といったところ。
ただ、
ドリーネ で イーネ! とか・・・・・
ドリーネ カム トゥルー とか・・・・・
っていう名言はよぎってこなかった(笑)



鈴北岳。登山口からここまで休憩含み6時間弱。
ピークは広々とした草原になっていて、展望がよくすこぶる気持ちがいい。
小休止した後、鞍掛垰方面へ向かう。



手前からふたつめの尾根が目指す下山ルート。破線ルートだ。
鞍掛峠からまた登り返す必要があるみたいねorz



鈴北岳を振り返って。



 鞍掛峠の分岐では三国岳方面へ。



焼尾山と三国岳との分岐。
焼尾山への時間が小さく記されていた(笑)



いよいよ破線ルート。結果からいうと、この尾根の下りが核心だった。



鉄塔のNO 18とNO R-19との分岐標識。
ここまではテープ、踏み跡ともばっちりあったんだけど、ここから先がアヤシクなってきた。


最初はNO 18方面へ進んだんだけど、
トラバースに落ち葉がたくさん落ちてて滑りやすく、しかも右側は結構な谷。
いったん引き返し、今度はNO R19方面へ進むも、
GPSで確認すると破線ルートから大きく逸れていく。
仕方なく再度引き返し、元のNO 18方面へ進むことに。



トラバースはご覧の通り落ち葉だらけで滑る滑る。
滑落すると死なないけど、復帰するのが超しんどそうなので慎重に歩みを進める。



うそ〜ん! NO R-19方面の尾根から降りてくる階段があるやん。
ウーム、どうやらNO R-19方面の尾根を進んで、
途中からこの場所に合流するのが正解のようだ。
このへんから破線ルートを辿ることよりも、
踏み跡、青ナイロン、そして地形(尾根筋)に重点を置く方向へなんとなくシフトした。



この頃にはすでに破線ルートから外れている。
鉄塔の下に保守用と思われる踏み跡と、ビミョーな青いナイロンヒモがついているので
それとGPSから読み取れる地形を頼りに尾根沿いに降りる。



薄い踏み跡を辿り、尾根から外れないように降りていたんだけど
踏み跡は徐々に薄くなり、ついにはケモノ道らしきものしかなくなった。
尾根も幾度か分岐し、そのたびにGPSとにらめっこして、
「何となくコッチちゃうんのん?」的な感じでカムイが通る道を降りる。



kkの顔はいつになく真剣だったYO(笑)



GPSに記されていた破線ルートの徒渉ポイント。
浅そうな場所を探して右往左往(笑)
結局、飛び石を見つけられず靴を履いたまま川に突入するはめに。



川に降りてきたところを振り返って。
って、どこから取り付くねん!
破線ルートは当然だがアテにならんことを実感した次第(笑)



靴下を絞ってるよ(笑)
林道についたのが15時15分頃。
ここから表登山道の登山口まで車を回収しなければならないorz



表登山道の登山口までは約4km。
バスに淡い期待をよせていたが、最終バスは余裕で終わってたぜ☆
(ちなみに下山した場所から一番近いバス停は「冷川」。写真を撮り忘れたので
 次のバス停を撮った次第です)



「下界についたら冷たいコーラを一気飲みじゃ〜」
しかし自販機を発見するも、財布の中には5000円札のみ。
なんでやねん、ギャグかよ(笑)
まあ、1000円札があって釣り切れよりはダメージが少ない。



オオ〜ッ、オアシス発見!



「やっぱりコーラは250mlの缶に限る!」とご満悦のkk。
菊屋酒店のご主人曰く「この辺りは水がおいしいから、そこの蛇口から水汲んでってね」。
ほんと旨かったです。ありがとうございました<(_ _)>



小腹が減ってたのでポテロングを食べながらダラダラ帰る。



ポカリもサイコー☆



16時半頃ようやく最初の登山口に到着。
久しぶりの10時間行程はしんどかった。
歩行距離は23kmちょい。今、ヒザがムーチョ痛い(笑)





今回は長時間、長距離をあるくことが目的。
けど、図らずもルーファイの訓練をするはめに(笑)
どっかのブログにも書いてたけど、破線ルートには補助ロープぐらい持っていくべきだね。
あと、GPSってスゲーね。現在地が正確に分かるだけでとても心強かった。
マップ(しかも高原地図)とコンパスだけでは、もっと難しかっただろうね。
GPSサマサマじゃ〜☆

てか、今回僕たちが降りた破線ルートは使わない方がベターかもね。
素直に鞍掛峠から国道306を下った方が迷わずにすむと思うよ、当たり前だけど。




今回のルートの全体


鞍掛垰付近から下山ルートの拡大。
P632の先からで破線ルートを外れているけど、分岐は見当たらなかった(か見落とした)。
次回はミドリルートを確認してみよう。っていつだい(笑)



ちなみに山と高原地図にも破線ルートが記してある。
中央の○がNO 18とNO R-19の分岐あたり。
右の○あたりは地理院地図とルート取りが異なる。



ということで、今回はここまで。
気をつけよう暗い夜道と破線ルート(笑)






10 件のコメント:

  1. daiちゃんのところからだと藤原岳近いんや。
    あの植物はバイケイソウやな。毒をもっててシカも食わんので
    我が物顔でそこらじゅうウジャウジャ生えてるよ。
    ええ天気の日に行けたね~ 写真見てても気持ち良さそうやわ♪

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  2. 好人さん、まいど☆
    藤原岳の登山口までは家から1時間程度かな。
    鈴鹿山系がいわゆるホームですわ。
    とはいえ、御在所岳界隈しか行ったことなかったけど(笑)

    バイケイソウ、やっぱ毒系やったんやね。
    鈴鹿山系も鹿害が著しいんだけど、この草だけは青々と茂ってたから。

    天気が良くてよかったけど、下山時のルーファイはしんどかった。
    GPSひつようやね(笑)

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  3. よし!
    今度、散歩しに行ってくるよ。
    もちろん破線で笑

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  4. 行ってきてちょ、破線で(笑)

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  5. ここの縦走もいっぺんやりたいんやけどハードそうやもんな〜
    今度バイケイソウサラダでも送るわ!
    シロヤシオが綺麗やんか!

    >ドリーネ で イーネ! とか・・・・・
    >ドリーネ カム トゥルー とか・・・・・
    それはゲスイオジサンしか思い浮かばんのよ(笑

    そいでもGPSがあれば破線ルートも楽しいな〜
    最後の川もこの水深やったら靴脱いで渡渉したほうが後が楽ちゃうか?

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  6. かっちゃん、まいど☆

    地味にアップダウンがあるので、橋架けたなったよ。
    今年は花の当たり年みたいやね〜。

    >ゲスイオジサンしか  御意に(笑)

    破線ルートは補助ロープ持参が基本やね〜。
    スリングとビナと下降器があったらなおよしってところかな。
    川渡ったら歩道歩きやったもんで、めんどくさくってさ(笑)

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  7. えれぇこった2号2016/05/18 16:56

    きゃ〜こここの前歩いたとこやぁって思いながら見てたら
    藤原岳から色々行けるんですね!!
    今度行ってみたいなぁ(#^.^#)
    もちろん破線で。。。。藪漕ぎはなさそうなんで!!

    渡渉の後靴下絞る気持ちわかるわ!!
    めっちゃ楽しそうで羨ましいわ。
    私も楽しい山に行きたいわ^_−☆

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    1. kaka、まいど☆

      ゲキ藪漕ぎ、お疲れさまでした。
      申し訳ないけどめちゃワロタ(笑)
      車はザンネンでしたね。

      さて、藤原岳って福寿草の時期が有名だけど(行ったことないけど(^_^;
      新緑の頃も美しいですな。次回はその頃にぜひ!
      破線ルートは藪漕ぎはなかったけど、あえて行く必要はないかも。
      今回のように周回する場合、鞍掛峠にチャリンコをデポしておくのが◎。

      てか、そろそろ竜ヶ岳の“羊の群れ”が見頃のようです。
      僕らは今週末に行く予定なので、また情報をアップします☆


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