2.21.2018

伊吹山南東尾根

3月に親方と計画している山行のプラクティスを兼ねて伊吹山へ行ってきた。
伊吹山へは積雪期にほぼ毎年行ってるけど、今回は初めての南東尾根ルート。
ブラックな業界で馬車馬ライフ(オシゴトダイスキ!ナンチテ)を送っていたワシにとって
およそ1ヶ月半ぶりとなるお山、そりゃしんどいに決まっとるがね。



朝5時に迎えにきていただき(イツモアリガト)、バカ話に花を咲かせながら一路西へ。
腹が減ってたので途中で牛丼かっこみ、コンビニでメシを調達して、7時過ぎに登山口に到着。
マイナールートゆえ誰もいないだろうとの予想を裏切り、ソロの先行者がいてチトびっくり。
ちなみに、さざれ石公園っちゅーところが登山口になるんだけど、
関ケ原側からは道路(川井垂井線?)が通行止めになっているので注意してちょ。
名古屋方面からは大垣西ICで降りて北上し、反時計回りにグルッとな。
さざれ石公園の駐車場までは雪で入っていけないので、途中の待避所に車を停める。





なるべくゆっくり準備して、7時40分頃に出発。
ゆっくり準備したのは、もちろんソロの方のトレースを期待してのことだ(ウソウソ)。
ちなみにさざれ石公園の園内には、その名のとおり「さざれ石」が鎮座。
そう、あの「千代に八千代に」のさざれ石という理解でOK。
「国歌君が代発祥の地」と、時の総理大臣お墨付きの石碑が建ってるので間違いない。





冒頭にも書いたけど、今回の目的は3月山行のプラクティス。
具体的に箇条書きすると
・あまり経験したことないワカンに慣れよう!
・激ラッセルでドMなボディをヒーヒーいわそう!
・ロープでお互いのカラダを縛りあおう!
・雪庇の踏み抜きを想定してロープで吊るし上げよう!
……ウーム、なんかヒワイだけど他意はない。
というわけで、先行者の跡を追ってても親方のドM心は満たされないので
途中からテキトーに渡渉して尾根を目指すことに。





渡渉した地点から尾根上まで標高差約250mの激登が続く。
たかが250m、大したことないやろ〜と思ってたけど、はい、大したことありましたorz
積雪量はそれほど多くないんだけど、場所によっては雪が地表からズルッとずれ
マイコーばりのムーンウォークを図らずも繰り返すことになる。
ラッセルにまったく慣れていないワシにとって、めちゃきっついわ!





先頭を何度も交代しながら(ナナワリオヤカタ)約90分かけてようやく尾根の上に辿り着いた。
尾根上は雪が多少締まってたもののノートレースに変わりなく、キツさも変わりがない。
ラッセルにあえぎあえぎ先行く親方の尻を睨めつつ、
なぜか頭の中で「といきでネット♥」とナンノちゃんがリフレインする。なぜだ。
親方には黙ってたけど、「あなたを縛りたいそっと♥」と囁けばえがったのだろうか……。





ウサギの足跡。よく見ると木をグルリと一周している。
その木にわずか残る葉っぱにはかじられた痕。なんかスゴいね。





尾根の取付から約3時間、雪に閉ざされた伊吹山ドライブウェイに着いた。
ノートレースが超気持ちイイ〜。いや、ノートレースはしんどいんだけどね(笑)
ここでようやくピークのほぼ半分。まだまだ先は長い。





ノートレースの伊吹山ドライブウェイをやや下り、次の尾根の取付へ。
取付付近に行くと、ドライブウェイを上がってきたトレースがあった。
後でお会いしたのだが、スノーシューのソロの方だった(駐車場で会った方とは別)。
トレースありがとうございました。助かりました!





トレースがあり、標高が上がり腐り気味ながらも雪が前に比べ締まっていたので
ドライブウェイまでよりずいぶんラクになった。
が、すでにモモがヒーヒーいってるぜ〜!
ちなみに、ワカンがなければ途中で撤退していたと思う。ワカンさいこー♥





空は黒いほど青く、白い樹氷とのコントラストがとても美しい。いい日だ。





事前に調べたところ、稜線手前の森林限界を越えた辺りからがヤバいって情報もあったが
この日は斜面が多少クラストしていたものの、アイゼンなしのワカンのみで通す。






そんなこんなで、スタートから約5時間半で伊吹山東端の稜線に出た。
距離にして約4.6km、標高差約1000m、ちと時間がかかりすぎた感もあるけど
ラッセルに慣れていない自分たちとしてはまあこんなもんだろうと思う。
稜線は暴風ではないが、そこそこ風があり顔が冷たい。
とりあえずピークまで行くことに。





三角点。このあと、神社のなかでカップ麺を食べてからとっとと下山。
好天のためか、上野ルートから登ってきたと思われる登山者もそこそこいた。





まるでダンスしているような木立の影(ポエム)。





登山口ー伊吹山ピーク(神社)まで約6時間かかったが、
帰路(ピストン)はピークー登山口まで約2時間10分だった。下りさいこー♥
ちなみに気付けば人生もずっと転がり続けてて、もう海まで落ちちゃった気がするよ。
しかも、ドロ舟に乗ったドキドキハッピーライフ☆ ワシ、がんばるよ(笑)





というわけで、今回はこれにて。
予定していたロープ縛りごっこはできず、ドMな親方には申し訳ないことをした。
ローププレイは次回に持ち越しだね☆よろしこ。



GPSノログ。青線が登りで赤線が下り。
笹又の文字のあたりから尾根へ登る青線ルートは結構な急登でしんどいよ。
なので、登りも下りも赤線ルートの正解だと思う。
さざれ石公園の手前辺り、川向こうにピンクテープが見えるので
それを目印に赤線ルートに行けばいいと思うよ。
尾根は明瞭なので迷うことはないと思うけど、
マイナールートでテープもそれほどないので、特にガス時は気をつけてちょ☆
せば。



※たまには自分も登場すっぺか(親方に撮ってもらったよ☆)





4 件のコメント:

  1. 伊吹
    お疲れ様っした!

    Mですんまへんw

    僕のケツそんなに素敵だった?
    www

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  2. そりゃもう(笑)
    お疲れでした<(_ _)>
    楽しかったね。

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  3. えれぇこった2号2018/02/21 18:59

    daiちゃん、親方さん

    伊吹山お疲れ様でした!
    樹氷の写真、立木の影の写真素敵ですね♪
    歩荷トレーニング、流石です。
    本番が楽しみですね。

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    1. kaka、まいど☆
      ポカポカ牧歌的な山行でした。
      登りはしんどかったけど(笑)

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